Dovetail ウェビナー情報です。
Epstein Barr Virus (EBV)-Human Chromatin Interactions Sensitize Nasopharyngeal Cancer Cells to Xanthohumol, a Natural Compound
Benjamin Lebeau博士が、Epstein-Barr Virus (EBV)とヒトゲノムとの複雑な相互作用、およびこれらの相互作用がどのように上咽頭癌(Nasopharyngeal Cancer; NPC)の進行を促進するかを示す研究を紹介するウェビナーです。
NPC症例の95%以上がEBV感染と関連しており、これらの分子メカニズムを理解することは、標的治療の開発にとって極めて重要です。
Lebeau博士は、EBNA1 HiChIP、Hi-C、およびRNA-Seqを用いて、ゲノムワイドなEBV-ヒトDNA相互作用と、それらがNPCの遺伝子発現に及ぼす影響をマッピングする研究について掘り下げます。彼は、これらの相互作用がENOX1などの活性酸素(ROS)誘導遺伝子をどのようにアップレギュレートし、EBV感染細胞に潜在的な脆弱性を作り出し、フェロトーシス(フェロプトーシス、Ferroptosis; 脂質過酸化によって誘導される細胞死の一種)を通じて悪用される可能性があることを議論します。
Speaker:Benjamin Lebeau, PhD. Post-Doc, Nanyang Technology University, Singapore |
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