近接ライゲーションテクノロジーDovetail Genomics®
Dovetail® HiChIP MNase キット
Dovetail® HiChIP MNase キット 主な特徴
MNaseによる均一な断片化で超高解像度Hi-C
Micrococcal Nuclease (MNase) 消化で得られる非常に均一で短い断片により、ヌクレオソームレベルの最高解像度でクロマチンコンタクト情報の取得が可能です。
ロングレンジインタラクション情報のキャプチャ
TAD、ループ解析などエピジェネティクス研究を更に向上します。
13種類の検証済み抗体ですぐに導入が可能
IgG, CTCF, H3K4ac, H3K4me3, H3K14ac, H3K27ac, H3K27me3, H3K36me3, PolII, Klf4, Nanog, Oct4, Sox2が検証済みです。
わずか3日間、6ステージのシンプルなワークフロー
これから3Dゲノム構造解析を始める方にも最適です。
ChIP-seq データとクロマチンインタラクションを、1つのライブラリで
ChIP-seqのカバレッジとHiChIPのカバレッジを比較
ChIP-seqとHiChIPの間でカバレッジは非常に一致しており、さらにHiChIPでは、クロマチンコンタクト(弧線)が1つのライブラリに同時に捕捉されています。
さらにピークを拡大(赤点線)すると、HiChIPがChIP-seqよりも高解像度にヌクレオソームの周期性を捉えていることがわかります。
様々な抗体、幅広い細胞インプット量で安定した性能を発揮
1M、5M、10Mの細胞インプット量、4種類の抗体で作成したライブラリの比較
幅広い細胞インプット量で、CTCF、H3K4me3、H3K27ac、H3K36me3についてテストした結果です。抗体ごとにデータを比較すると、幅広いインプット量でほぼ同等の結果であることが確認されました。
高いS/B比のクロマチン相互作用マップにより、より低いシーケンシングコストで高次構造を可視化
HiChIPとマルチRE Hi-CのCTCF周辺のコンタクトマップ
HiChIPはCTCFを介したループなど、目的のクロマチン相互作用領域のみのシグナルをエンリッチするため、全てのクロマチン相互作用をバックグラウンドとするマルチRE Hi-Cと比べS/B比が向上し、シークエンシングコストを抑えることができます。
製品仕様
Dovetail® HiChIP MNase kit
カタログ番号 | #21007 |
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製品内容 | ライブラリ調製キット、8反応分、ほ乳類細胞で検証済み |
Dovetail® Library Module for Illumina 8Rx
カタログ番号 | #25004 |
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製品内容 | ライブラリモジュール、8反応分 |
Dovetail® Dual Index Primer Set #1 for Illumina 8Rx
カタログ番号 | #25010 |
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製品内容 | プライマーセット、8反応分 |
各種情報
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