組織保存、組織分散用ソリューションSingleron

sCelLiVE® 効率的な72時間の保存と穏やかな組織分散

高品質なデータ出力のための高品質なシングルセルが必要となります。
sCelLiVE®組織分散キットは、新鮮な組織サンプルの保存と分組織散を行うためのソリューションです。

組織保存用ソリューション

2~8℃で最大72時間組織保存が可能

組織分散用ソリューション

組織分散時間が30分未満と短時間

400種類以上の組織で検証済み

自動組織分散装置&キットと、マニュアル用キットの2種類をラインナップ

sCelLiVE® 組織保存用ソリューション

2~8℃で最大72時間組織保存が可能となるソリューションです。
sCelLiVE®組織保存溶液を使用し、新鮮脳組織を4℃で24時間および72時間保存したところ、72時間保存後の細胞生存率は約90%となりました。
sCelLiVE®組織保存溶液を使用した、新鮮脳組織の細胞生存率

sCelLiVE®組織保存溶液を使用した、新鮮脳組織の細胞生存率

sCelLiVE® 組織分散用ソリューション

神経膠芽腫サンプルの分散に関する比較:文献上の自家製プロトコル、M社の製品、組織分離マスターミックスを比較。Singleronのマニュアル用組織分散用キットsCelLiVE®で生成された細胞懸濁液は、最も高い細胞生存率を示しました。
神経膠芽腫サンプル組織分散後の細胞生存率

神経膠芽腫サンプル組織分散後の細胞生存率

自動組織分散装置

PythoN® / PythoN Junior™

システムのハイライト

組織分散に特化したダメージを最小限とした装置

高い生存率で最大8個(PythoN®)、2個(PythoN Junior™)のサンプルを15分で効率的に組織分散

針生検から4gまでの柔軟なサンプルサイズに対応

カスタマイズ可能なプロトコル

パフォーマンスデータ

PythoN®を用いて、マウスの心臓、精巣、肝臓、肺、腎臓、脾臓の組織を分散

PythoN®を用いて、マウスの心臓、精巣、肝臓、肺、腎臓、脾臓の組織を分散

高い細胞生存率と細胞収量を兼ね備えた細胞懸濁液が得られました。

PythoN®を使用してマウスの肝臓組織を分散

PythoN®を使用してマウスの肝臓組織を分散

3回処理すべてで細胞生存率85%以上の細胞懸濁液が得られました。細胞のクラスターと細胞種の比率は3回の実験中で一貫しており、高い安定性と再現性を示しました。

組織分散装置仕様

PythoN® PythoN Junior™
外寸 365mm×325mm×360mm 163mm×152mm×253mm
重量 10kg 3.25kg
サンプル処理数 最大8サンプル 最大2サンプル
処理時間 15分(標準運転時)
プロトコル登録可能数 50 90
温度制御 37℃

シングルセルトランスクリプトミクス実験用ツール「Singleron」の
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